発達 障害 と は。 理解する ~発達障害って何だろう?~

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発達 障害 と は

発達障害っていったいどんな状態? 発達障害は、発達障害者支援法において、次のように定義されています。 このように発達障害には、さまざまな種類があります。 症状は発達障害の種類によって異なりますが、言語や知的な発達が遅れたり、人とのコミュニケーションや社会性などに問題が起きたりします。 発達障害の原因には、生まれつきの脳の特性や感染症などが挙げられています。 発達障害の種類によって異なります。 発達障害の分類と種類、主な原因は次のとおりです。 ・ダウン症候群 ダウン症候群は、染色体異常によって起こる発達障害に分類されます。 染色体は、遺伝情報を伝えたり発現させたりする役割を持ちます。 ・自閉スペクトラム症(ASD) 自閉スペクトラム症(ASD)は、自閉症やアスペルガー症候群の総称で、広汎性発達障害とほぼ同義とされています。 自閉症は、言葉の発達が遅れるほか、コミュニケーションや対人関係などにおいて障害がみられます。 原因は特定されていませんが、脳の機能障害によって起こると考えられています。 また、周産期に起きたなんらかのトラブルも関与しているという意見もあります。 ・アスペルガー症候群 アスペルガー症候群は、比較的症状が軽度の自閉症として扱われています。 そのため、自閉症と同様に対人関係に障害がみられます。 しかし、言葉の発達の遅れはみられません。 原因についても、自閉症と共通していると考えられています。 ・学習障害(LD) 学習障害は、知的な発達に問題がないにもかかわらず、読み書きや人の話を聞いたり話したりすることが難しいことが特徴です。 ・知的障害 知的障害は精神遅滞とも呼ばれ、知的な発達が遅れることが特徴です。 症状が重い場合は子どものころに気づかれることが多いのですが、症状が軽い場合は診断が遅くなります。 それぞれの障害の特性について、発達障害情報・支援センター(国立障害者リハビリテーションセンター)が以下のようにわかりやすくまとめています。 子どもの発達障害のより詳しい症状について 子どもの発達障害のより詳しい症状について、ご紹介します。 ・ダウン症候群 ダウン症候群の特性としては、全身の筋肉の緊張度が低下したり特徴的な顔つきになったりします。 また、消化器系の病気や中耳炎などを合併しやすいといわれています。 知的発達が遅れますが、成長の道筋はダウン症ではない子どもとほぼ同じです。 ・自閉スペクトラム症(ASD) 自閉スペクトラム症(ASD)に分類される自閉症は、言葉の発達が遅れるほか、コミュニケーションをうまく取れない、良好な対人関係の構築が難しい、社会性に欠ける、特定の物事に対する強いこだわり、行動のパターン化などがみられます。 いずれかの症状が3歳までに現れるといわれています。 また、知的障害を伴うこともあれば、知能に遅れがみられない場合もあるなどさまざまです。 ・アスペルガー症候群 アスペルガー症候群は、対人関係の障害と強いこだわり、趣味や活動のパターン化がみられます。 自閉症とは違い、言葉の発達の遅れはありません。 また、知的障害を伴うケースもほとんどないといわれています。 ・学習障害(LD) 学習障害の子どもは、読み書きや算数などに関する発達に障害があります。 ・知的障害 知的障害の子どもは、食事の準備や排尿・排便、対人関係の構築、お金の管理など、社会生活に必要な適応機能が年齢に対して低くなっています。 発達障害の症状によって、更なる問題が起こる場合があります。 これを二次障害といい、対人関係を構築できないためにまわりに馴染めず、不登校になったり、暴力をふるったりすることなどが挙げられます。 発達障害の子どもとのコミュニケーション術 発達障害の影響によって、コミュニケーションがうまくとれなかったり、音や光に過敏になったりすることがあるので、保護者やまわりの人が適切に対処することが求められます。 適切にコミュニケーションを取って対処することで、子どもの発達にいい影響を与えられるかもしれません。 具体的な事例を挙げて解説します。 ・障害によってコミュニケーションがうまくできないことがある 発達障害によって、人とコミュニケーションをうまく取れない場合、ほかの子どもと比較したり、大声で叱ったりしてはいけません。 子どもは、コミュニケーションを取りたくても取れない状況にあるため、このような対応は子どもを傷つけてしまう可能性があります。 また、「この子は発達障害だから」と見放すことも、子どもの心に悪影響を及ぼすかもしれません。 単純に叱るのではなく、どのようにしてまわりとコミュニケーションを取ればいいのかを伝えましょう。 また、それだけですぐにコミュニケーションを取れるようになるわけではないので、幼稚園や保育園、小学校の先生などまわりの人に対して、「うちの子はゆっくりのペースでお願いします」と伝えておくなど、子どもが過ごしやすい環境をつくることも大切です。 ・音や光に過敏なことがある 発達障害の子どもは、音や光に過敏な場合があります。 大きな音や強い光にさらされることで、パニックを起こすこともありますが、このような場合にも子どもを押さえつけるようなことは避けた方がいいでしょう。 なぜそのような大きな音がするのか、理由を伝えることをおすすめします。 過敏なものに対する理解を深めることで、次第にパニックを起こしにくくなるかもしれません。 ・得意分野をみつけること 発達障害があるために、同年齢の子どもと同じことができない場合があります。 それにより、ほかの子どもと比べることで、自信を失ったり喪失感を覚えたりする場合もあります。 「なぜ、ほかの子どもはできてうちの子はできないのか」とイラ立ちを覚える保護者も少なくありません。 しかし、自信を失っている子どもに対し、「なぜできないのか」と叱ると、さらに子どもが自信を失ってしまう可能性があります。 まずは、その子どもの得意分野を見つけるようにしましょう。 子どもが自分の得意分野を認識することで、その分野に関して自信を持てるようになります。 これが、自尊心を育む第一歩になると考えられます。 まわりの人の助けを借りて子どもと向き合おう 発達障害の種類はさまざまで、アスペルガー症候群のように、子どものころに発見しづらい症状もあります。 現代では発達障害者支援法により、教育や就労などさまざまな場でサポートを受けることができるので、「もしかして発達障害かも?」と思ったら、まずは自治体に相談しましょう。 mext. pdf P. mext. jdss. e-healthnet. mhlw. e-healthnet. mhlw. soumu. pdf :P. e-healthnet. mhlw. rehab. mext. jdss. pref. shiga. soumu. pdf :P. e-healthnet. mhlw. soumu. pdf :P. e-healthnet. mhlw. e-healthnet. mhlw. e-healthnet. mhlw. soumu. pdf :P. pref. osaka. pdf P. 17 プロフィール.

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発達障害

発達 障害 と は

発達障害の特徴は、先天性の障害だということ、障害は生涯にわたるということ、障害が発達の過程で(年齢とともに)現れてくるということが挙げられます。 発達障害は、発達障害者支援法により定義付けられ、主に広汎性発達障害・学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害の3種類に分類されています。 自閉症やアスペルガー症候群は広汎性発達障害に含まれます。 発達障害 広汎性発達障害 自閉症 アスペルガー症候群 トゥレット症候群 学習障害(LD) 注意欠陥多動性障害(ADHD) 同じ種類の発達障害であっても、症状はさまざまであり、症状は人によって異なります。 次に主な症状の特徴を紹介しますが、必ずしも全て当てはまるわけではなく、いくつかの種類の特徴を持ち合わせている場合もあります。 広汎性発達障害の特徴 療育はその人の持っている力を引き出し、充実した生活を送れるようにするための援助であり、社会的な自立への支援でもあります。 無理に何かが出来るように訓練したり、症状の改善のために何かをしたりするのではありません。 その人に合わせた援助を総合的に行っていくのです。 専門家のもとで療育を受けられる療育機関や、療育プログラムが組まれた通信教育などがありますが、その人に合った療育を行うことが大切です。 無理やりやらせるようなことは逆効果となってしまいます。 その人が「生活しやすくなるためにどうしたら良いか」「どんな力を持っていて、どう伸ばしていけば良いのか」などを、考えて支援してあげることが大切なのです。

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大人の発達障害の特徴

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発達障害の種類と症状による行動の違い 子どもの発達障害の種類はさまざま。 早期発見、早期治療に役立てるためにも症状の特徴をしっかり押さえておくことが大切です。 <目次>• 発達障害1 広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群など) 文字通り、発達時にいくつかの面で重症で広範な障害が起きる病気。 対人関係技能、意思伝達力での障害が特徴的で、正常な子ども以上に同じ行動の繰り返しが多く、発達水準や精神年齢より明らかに偏っている状態です。 「アスペルガー障害」「自閉症」「小児期崩壊性障害」などがこの疾患の中に含まれます。 この病気が疑われるのは、3歳までに以下の症状があった場合です。 視線が合わない• 指さしをしない• 言葉が出ない• 出ていた言葉が消える• 人の真似をしない• 常に同じような動きの癖がある• 遊び相手に興味を示さず、一人遊びにふけりやすい• ごっこ遊びをしない• 物の一部、ある行動、順序、遊びなどに異常にこだわる• 突然笑い出したり、泣き出したりする 自閉症には、程度が様々で、軽度で社会生活に支障の少ない状態から、残念ながら成人になってもケアを要する状態まであります。 自閉症の症状は続くことが多く、治療はいかに軽くしていくかなどに重点が置かれます。 詳しくは「」サイトを併せてご覧ください。 カッとなりやすく、考えないで衝動的に行動してしまいがちです。 学校と家で、以下の不注意の徴候症状が出た場合に診断されます。 学校だけのみ症状があり、家では落ち着く場合は、この病気でない可能性があります。 4歳までに以下の症状が複数個現れ、7歳を過ぎても改善されない場合は、「注意欠陥・多動障害」つまり「ADHD」と診断されます。 勉強や遊びに対して極端に集中することができない。 不注意な過ちをする• 課題や遊びで注意を持続できない• 話しかけられても聞いていないように見える• 指示に従えず、宿題などの言われたことをやり遂げられない• 宿題や活動の順序立てができない• 精神的努力を要するような課題(宿題)を避けたり、嫌がったり、しぶしぶする• 課題や活動に必要なものをなくす• 外からの刺激で注意がそれる• 毎日の活動を忘れる 上記の「不注意の兆候」に加えて以下の多動性と衝動性の徴候があると、病気の疑いが強くなります。 手足をそわそわ、もじもじと動かす• 座っていなければならない時に席を離れる• 余計に走り回ったり高い所に登ったりする• 静かに遊んだりできない• じっとしていない• 質問が終わる前に答え始める• 順番を待つことができない• 他人を妨害し邪魔する 上記のような症状があるときには要注意。 様々な治療で多動、衝動性の徴候はよくなってきますが、不注意の徴候の改善には時間がかかり、改善に乏しいことが多いです。 詳しくは「」サイトを併せてご覧ください。 発達障害3 学習障害 知的な発達の遅れはないものの、学習に必要な「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」という能力のうち、特定のものだけができない障害。 原因はさまざまで、脳の機能異常の他、目や耳の問題、環境要因が疑われることがあります。 例えば、難聴があると言葉の理解が遅れるので、原因をしっかり特定することが大切です。 学習に関わるだけに、物を書いたり、話したり、数を数える頃、3歳ぐらいに発見されることがあります。 軽い場合は、小学校まで気づかれないこともあります。 個人の学習に合わせて進めていく必要があり、どうしても長い目に見ていく必要があります。 発達障害4 協調障害 手や足を思うように動かせず、ごく日常的な動作に支障が出てしまう障害。 動きのバランスが悪いので見た目で回りが違和感を感じて気づくことも多く、非常に不器用で、何をしても遅かったり下手であるといった特徴があります。 本人は一生懸命取り組んでいるため、自信を失ったり、ストレスにつながってしまうことがあります。 服のボタンをかけられない、左右の靴がはけないといった症状から周りが異変に気づくことが多く、2~3歳頃に病気が発見されることが多いです。 訓練などによって生活に支障のないように改善していくことになりますが、数ヶ月ですぐに治るものではなく、ある程度の年月がかかります。 発達障害5 精神遅滞 一般的に、知能検査(IQ)で判断されます。 言葉の理解、使い方、話す力、認識能力、状況判断などを知能検査で計り、診断します。 周りの同年齢の子どもよりも幼稚な行動しか取れないなど、少し違った感じを見逃さないことが早期発見につながります。 知能検査は、社会的能力やコミュニケーション能力、学業能力、職業能力と年齢に応じて検討。 特にコミュニケーション能力だと1歳程度から発見されることが。 程度により、様々な治療でのある程度の回復を目指します。 以上の病気は、脳の形自体にも異常がなく、頭部CT、MRI検査を行っても同じく異常が無いことがほとんどです。 発達障害6 てんかん 脳の神経細胞が非常に興奮するために、意識がなくなる欠神発作や、意識を失って全身が震える痙攣など、異常な行動を起こす発作を繰り返す病気です。 てんかんの分類は• 脳の一部の興奮による部分発作• 脳の中心な部分での興奮による全般発作 の2つ。 主に脳の興奮をとらえる脳波検査によって、どちらの種類かを診断します。 脳腫瘍など脳そのものに異常がある場合も、てんかんと同じ痙攣が起こる場合も。 この場合は腫瘍を取り除くことで痙攣が改善するため、まずは脳自体に腫瘍などの異常がないか、X線を使った頭部CTや磁気を使ったMRIなどの専門的な検査を受けることがあります。 てんかんの種類によるものの数年間抗けいれん薬を内服することで痙攣は改善しますが、年月はかかります。 発達障害に保護者が不安を抱えたら、発達障害者支援センターを 発達障害のお子さんを抱えると、両親は心配、不安、悩みも抱えることもあるかと思います。 そんな時には、1人で心配、不安、悩みを抱え込まないようにしてください。 せひとも、発達の遅れについては、保健所や小児科に相談しましよう。 ただし、一般小児科では、体の病気を対象にしていることが多く、知能検査がなかったり、臨床心理士がいない医療機関が多いのです。 そのため、可能なら臨床心理士などのスタッフのそろった医療機関がお勧めです。 医療機関表示に、発達相談、心身症などの言葉がある医療機関に受診するといいでしょう。 住んでいる地域で発達についてわからないことがあれば、が都道府県にありますので、困ったら相談してみましょう。 【関連記事】•

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