頚動脈 エコー プラーク 消える。 [72] 切らずに頸部の血管を治療

頚動脈超音波検査

頚動脈 エコー プラーク 消える

【目次】• 脳梗塞の原因!頚動脈プラークって何? 脳梗塞の原因として注目されている「 頚動脈プラーク」ですが、頚動脈の内側に突出するようにできる病変のことを言います。 頚動脈プラークができると血管の内腔が狭くなるため「 頚動脈狭窄」と呼ばれることもあります。 この頚動脈プラークができる原因は以下の5つのものがあります。 ・ 高血圧 ・ 脂質異常症(高コレステロール血症、高脂血症のこと) ・ 糖尿病 ・ タバコ ・ 加齢性の変化 このプラークがどんどん大きくなると、それに伴って頚動脈が狭くなってくるので、脳への血流が低下してしまいます。 そればかりでなくこのプラークは 破れて血栓を飛ばしたり、 剥がれて脳へ飛んでいくことがあるので、 脳梗塞の原因として必ず調べておかなければならないものになります。 頚動脈プラークを調べる4つの検査 脳梗塞の原因になる頚動脈プラークですが、これを調べるための方法は「 頚動脈エコー」「 MRI・MRA」「 造影CT」「 脳血管カテーテル」の4つの検査があります。 それぞれの検査の特徴について解説していきましょう。 頚動脈エコー まず「 頚動脈エコー」検査ですが、3つの中で 最もオススメの検査になります。 首にエコーを当てるだけなので「簡単」で「迅速」に検査をすることができます。 しかも頚動脈プラークの「 不安定性」まで調べることができます。 不安定な頚動脈プラークとは、 プラークが破れて血栓を飛ばしやすい状態のことを言います。 そして不安定プラークと診断されれば予防的治療を開始することができ、 未然に脳梗塞を防ぐことができます。 脳梗塞のリスクが高いと考えられている不安定プラークの特徴は次のものになります。 ・ 低輝度プラーク・・・エコーで「黒色」に見えるもの ・ 可動性プラーク・・・プラプラと動いているもの ・ 潰瘍(かいよう)・・・プラークに穴があいているもの ・急に サイズが大きくなったり、 形が変化するプラーク また 頚動脈の狭さ(狭窄率)も計算することができるので、脳梗塞予防治療を行う上では必須の検査になります。 MRI・MRA MRI・MRA検査でも頚動脈プラークを調べることができます。 もし狭くなっているようであれば、 MRプラークイメージングという方法で、頚動脈プラークのある部分を細かく調べることができます。 プラークの不安定性を知ることができるのですが、調べることができる範囲が限られており、また非常に小さなプラークを調べるには限界があるというデメリットがあります。 頚動脈プラーク自体を調べるのであれば、頚動脈エコー検査の方が優れていますが、 プラークのある血管の先にどれだけの脳梗塞を起こしているかをMRIで調べることができるので、やはり必須の検査となっています。 造影CT 造影剤を使ったCT検査で、頚動脈の血管狭窄を調べることができます。 この造影CT検査では、プラークの性状自体を調べることはできないのですが、次に挙げるメリットがあります。 ・ 石灰化病変がわかる ・プラークのある頚動脈の 位置( 高さ)がわかる 石灰化病変があると頚動脈自体が非常に硬くなるので、あとで説明するカテーテル治療を行うことができなくなります。 またプラークのある頚動脈の位置が、顎の骨に隠れるようなところにあると、手術をすることがとても難しくなります。 造影CT検査では造影剤を注射したり、放射線に被曝するというデメリットがありますが、治療方針を決定するためには必要な検査の一つになります。 脳血管カテーテル検査 最後は「 脳血管カテーテル検査」になりますが、腕や脚の付け根の血管からカテーテルを進入させて、頚動脈や脳の血管を造影して調べる検査になります。 この脳血管カテーテル検査ですが、プラークの性状は全くわかりません。 しかも局所麻酔をして血管の中にカテーテルを入れたり、放射線に被曝してしまうので、4つの検査の中では最も侵襲を伴う検査になります。 なぜこの検査をする必要があるのかというと、「 ダイナミックな血液の流れ」を調べることができるからなのです。 スポンサーリンク 頚動脈プラークの3つの治療方法 頚動脈プラークを見つけた時によく患者さんに次のように聞かれます。 「先生、この プラークってのは 自然に治らんのかなあ?」 残念ながら、 頚動脈プラークが自然に治ることはありません。 頚動脈プラークがなくなる時は剥がれて飛んで行ってしまった時なので、 脳梗塞を起こしてしまうことになります(汗) それでは脳梗塞を予防するために、頚動脈プラークの治療法を3つ紹介していきましょう。 内科的治療 まず一つ目は「 内科的治療」ですが、薬の治療を行うことで頚動脈プラークが原因となる脳梗塞を予防します。 脳梗塞の予防目的に使われる主な抗血小板薬は、次の3つの薬になります。 またプラークが大きくならないように、 コレステロールを下げる薬や、 イワシの油で有名な EPA製剤なども一緒に内服して治療を行います。 しかし内科的治療は、あくまでも 悪化を予防するのが目的になります。 頚動脈の大きなプラークが、 これらの薬を飲むことで自然に小さくなることはありません。 数ミリほどプラークが退縮したとかいうデータはありますが・・・) 頚動脈内膜剥離術(CEA) 頚動脈プラークを外科手術で摘出する治療が「 頚動脈内膜剥離術」(けいどうみゃく ないまく はくり術)です。 首のところを数センチ切って頚動脈を剥き出しにして、その頚動脈を一時的に遮断している間に血管壁を切り開き、中からプラークをごっそりと摘出するという手術です。 血管が屈曲していたり、石灰化が強いような患者さんは、この後で紹介する「カテーテル手術」が難しいため、このCEA手術を選択します。 プラークで狭くなっている頚動脈のところに、血管の内側から「 ステント」と呼ばれるメッシュ状の金属を留置して、内側から拡げるといった治療になります。 ステントを拡げた時に、プラークから血栓が飛んでいかないように工夫がなされており、初期の頃の治療に比べるとすごく安全な治療になってきています。 しかしこの頚動脈ステント留置術ですが、せっかく治療したのにまたプラークが成長してきて、もう一度ステントを内側に留置することになる場合もあります。 僕個人的には、先ほど紹介した「頚動脈内膜剥離術(CEA)」の方が優れた治療だと思っています。 (でもCEAは首のところを切らないといけないので、もし手術される側になったら・・・悩みます) 頚動脈プラークがあるって言われたらどうすればいいの? MRIや頚動脈エコー検査をして 「頚動脈にプラークがありますよ」とお医者さんに言われても、すぐ脳梗塞になってしまうわけではありません。 生活習慣の乱れている方やある程度の高齢者になると、頚動脈にプラークができてしまうのは仕方ありません。 小さなプラークであれば、 生活習慣の改善に努めて頂くだけでも大丈夫なのですが、プラークのサイズが大きくて頚動脈に狭窄をきたしているような場合や、エコーで黒く見える「不安定プラーク」の場合は、何らかの治療を考えなければなりません。 そのプラークが原因で「 脳梗塞」を起こしたり、脳梗塞の前兆である「 一過性脳虚血発作」を起こしているような場合は、薬による治療に加えて 頚動脈内膜剥離術(CEA)や 頚動脈ステント留置術(CAS)を考える必要があります。 暴飲・暴食をされる人、 タバコを吸っている人、 血圧の高い人、 健康診断を全く受けていない人、などなど 健康面が心配の人は「 頚動脈プラーク」を必ず調べた方がよいでしょう。 頚動脈プラークという病気は、決して他人事ではありませんよ〜! それではまた!.

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軽い動脈硬化で、動脈内のプラークを減らす(なくす)方法はありますか

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坂下千里子さんは、現在39歳。 二人のお子さんに恵まれ、日々忙しく、充実した生活を送っています。 家族の健康を守る立場から、栄養のバランスを考えた食事を作り、ロケにもお手製のお弁当を持っていくことがあると言います。 そんな坂下さんですが、駆け込みドクターと言う健康番組の人間ドッグを受診したところ、なんと首の血管の狭窄が判明しました。 原因は、左の頸動脈にできたプラークでした。 頸動脈の血管の太さは平均7mm、坂下さんは、約1. 6mmのプラークが見つかりました。 50代ともなれば、血液もドロドロで血管も硬くなり動脈硬化を指摘されるのもわかりますが、坂下さんはまだ39歳と言う若さです。 まして、閉経もしていないので、女性ホルモンであるエストロゲンが血管を守ってくれている年代ですよね。 今までの血液検査でも、コレステロールの値は悪玉も善玉も正常で、何も言われたことがないそうです。 一番驚いているのは本人かもしれませんね。 坂下さんの頸動脈にあるプラークは、1. 6mm程度で柔らかいもので、石灰化はしていませんが、逆にこのような柔らかいプラークが問題だと言います。 血液の流れではがれやすく、はがれてしまった後、脳や心臓に飛んで細い血管が詰まると最悪の場合命を脅かすことになります。 また、坂下さんのように、頸動脈にプラークがある人は、首のマッサージは避けた方が良いそうです。 刺激でプラークが剥がれてしまうのを避けるためです。 では、理想のプロポーション(164cm、46kg)の持ち主で、コレステロール値も高くない坂下さんになぜプラークができたのでしょうか? コレステロールの値はLH比が大切 それは、悪玉と善玉の比にあります。 プラークの原因は、悪玉コレステロールの高さではなくLH比の高さなのです。 LH比とは、悪玉コレステロール値(LDL)を善玉コレステロール値(HDL)で割ったものです。 坂下さんの場合、悪玉に比べて善玉の数値が低いので、その比率が高くなっていました。 LH比は、2. 0以下なら正常範囲ですが、坂下さんの場合、このLH比が2. 4でした。 5以上になると心筋梗塞のリスクが急増すると言います。 これらが原因で、まだ若いのに動脈硬化が進みプラークができたと思われます。 動脈硬化と言うと、「メタボな中高年の男性」を思い浮かべますが、若くても、女性でも、痩せていても、 LH比が高いと、動脈硬化が進んでいると考えられます。 今までの血液検査はLH比を見ないところもあり、なかなか発見されにくかったこともありますが、現在の血液検査ではLH比が分かりますので、最近検査をしていない人は、一度LH比を見た方が良いですね。 では、太っていない若い女性でLH比が高めの人は、どうすれば良いのでしょうか? 痩せているのにLH比が高い それは、血栓をできにくくする青魚の成分DHA・EPAと血栓を溶かす効果のある納豆に含まれるナットウキナーゼを積極的に摂ることが予防改善につながります。 効果を期待するなら、イワシなら毎日2尾食べる必要があります。 と言っても、子供や家族の食事を作る主婦としたら、自分だけのメニューは大変ですよね。 子供と一緒の食事を気にしないで食べていると悪玉コレステロールを上げる物を多く食べてしまう母親も多いようです。 そこで、いつでもどこでも飲めるサプリメントなら、DHA・EPA、ナットウキナーゼを簡単に摂ることができます。 で詳しく紹介しています。 まだまだ子供も小さな坂下さん、今、脳梗塞や心筋梗塞を起こすわけにはいきませんよね。 これからは、首のマッサージなど刺激に注意し、プラークや血栓を作らない生活を心がけたいと語っていました。

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私の見解では、高血圧は動脈硬化の物理的な結果にすぎません。 一般的には、高血圧が脳梗塞や心筋梗塞の原因となるため、その対策が重要だと考えられています。 しかし、真に手を打つべきは高血圧ではなく、血管プラークなのです。 当院が血管プラークの減少に取り組む目的は、動脈硬化の改善、ひいてはその先の、脳梗塞や心筋梗塞などといった突然死の予防です。 高血圧の治療は、主目的ではありませんが、動脈硬化が改善する過程で、自然と血圧も下がります。 血管プラークは主に、口から入った酸化した油脂類なので、改善の柱となるのは、脂質を制限する食事療法です。 私は以前より、食事指導をする立場から、患者さんに食習慣や食事の好みに関するアンケート調査をしてきました。 膨大なデータを集計し、患者さんの血管プラーク堆積量と、それらのデータを突き合わせて調べました。 つまり、そうした食習慣が、プラークをためる元凶になっていたのです。 そこで、プラーク堆積に影響する調理法や食材などを整理し、「動脈プラーク退縮のための食事療法」(Medical diet for Regression of Arterial Plaque)を考案。 略して「RAP食」と名づけました。 患者さんには、全身8ヵ所のエコー検査の結果、プラーク堆積の段階に応じて、RAP食を実践してもらっています。 これを継続することで、血管プラークは確実に減少。 動脈硬化の改善に、実績を上げています。 RAP食はまさに、血管が若返る食事といえるのです。 高血圧に関していえば、近年の記録にある限り、70名の患者さんが減薬・断薬に至っています。 薬の増減を確認していない人もかなりいるので、実際にはもっと多いと思われます。 ちなみに、薬の中止を決めたのは、いずれも患者さんが元から通っていた病院の医師です。 私の判断ではありません。 当院受診後に、降圧剤を増量したり、開始したりといった例も、5000件近くの症例のうち、皆無です。 このことも、RAP食が高血圧対策に効果的であることの裏づけでしょう。 しかし、青背の魚の缶詰や、脂がのった魚の刺し身を多食してプラークを悪化させた患者さんを何例も見てきて、完全な誤りだったと気がつきました。 魚油に含まれる成分のEPAやDHAは、確かに血液サラサラ効果があるので、病院が処方するEPA製剤であればお勧めです。 ただし、サプリメントは、純度の面からNGです。 油脂の話をすると、コレステロールと混同されますが、コレステロールは体の組成に必須です。 悪玉コレステロールと呼ばれるLDL値を薬で下げる必要はありません。 RAP食を実践すれば、LDL値が増えても、血管プラークは減少します。 実際、LDL値は高いままで、動脈硬化を大幅に改善させた例は、多数あります。 最近の症例を一つ紹介しましょう。 52歳の患者さん(男性)は、10年前から4種類の降圧剤を服用していました。 2016年の3月から禁酒し、RAP食を始めましたが、当初の体重は110kg。 来院時に、全身8ヵ所の血管エコー診断をした結果、脳梗塞や心筋梗塞を起こすリスク度は、最大レベルの4でした。 EPA製剤を処方し、RAP食を徹底してもらうと、7ヵ月で全身の血管プラークが一律減少。 体重は20kgも減りました。 血圧も、薬を処方したかかりつけ医のほうで測定したところ大幅に下がっていたため、降圧剤のうち2種類を終了し、1種類は3分の1に減らすことができたとのこと。 肩こりや頭痛などが解消し、悪化していた腎じん機能も改善したそうです。 血圧を下げたいなら、ぜひRAP食をお試しください。

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